同盟物語攻略篇:外交相手の選択法
三国志の戦場はいつも変化万千、頼れる友軍と相互協力するのも重要な戦術の一つ。
「同盟物語攻略篇:挑戦モードにおける小隊メンバーの募集の仕方」の著者、同盟「でんでん太鼓」盟主の詠月さんが今回、同盟のシーズン目標によって外交相手をどう選択するのかについてお話しします!一緒に見てみましょう!
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☆外交相手の選択法について、まずは序盤の外交までの流れを追っていきます。
【事前準備】
■小隊結成後(あるいは小隊結成の過程で)、最初にやることは「自分たちの目標設定」になります。サーバーの割り振りは新シーズンの直前(2日前)にならないと発表されませんので、まずは自同盟のやりたい事(やりたくない事)を明確にしておきましょう。
例:洛陽(覇業報酬)や州府(割拠報酬)を目指す/目指さない
放浪軍という選択肢のあり/なし
降伏や模擬戦のあり/なし など
■やりたい事が決まると、おおよそどんな方向性の外交や動きが必要かが見えてきます。
例:小規模同盟の場合→傭兵同盟としてやっていく為に、共生出来る大手同盟を探そう
中規模同盟の場合→単独だと厳しいので、同規模の同盟と同じ州に入って資源州入りが遅れないようにしよう
大規模同盟の場合→覇業を取る為に、信頼出来る大規模同盟と組もう
やりたい事は同盟の数だけあると思います。
極論、どことも戦いをしないで自分の土地を荒らされずにシーズン末を迎えたら勝ち!というまったり系の同盟もあるはずです。
ここまでを、サーバー振り分け発表までに終わらせておきましょう。
【事前外交】(※振り分け後から開始までの期間)
期間が短いため、様々な事が並行して行われていくかと思われます。
■サーバーチャットやSNSなどで呼びかけを行いつつ、出生州決めをします。
基本的に、極端な過疎/過密州が出るとサーバー内のゲームバランスが損なわれたり、土地問題が頻発したりする為、ある程度サーバーの人数を考慮してまんべんなく入る形を目指すことになるかと思われます。
例:サーバーチャットで入りたい州を宣言する
Discordなどに各同盟の代表者が集まり、情報交換しながら決定する
ある程度以上の規模の同盟の場合、このタイミングで調整しておいた方が無難です。
また、外交担当者や同盟規模などがわかりますので、外交を行う際の各種指標にしやすくなります。
■どこと友好を結ぶ・敵対する(あるいは中立不可侵など)など、関係性・可能性を考えながら交渉していきます。出生州決めと前後して(絡めて)行われる場合も多いです。
例:隣の州なので共闘しましょう(⇔共闘予定なので隣同士の州に入りましょう)
基本的に出生州内での戦いはデメリットがある為、州内は一律友好・中立である場合がほとんどかと思われます。
※例外として、早期決着の為に敵対する州に刺客同盟を送り込むという事もあるようです。
相手と話してみた感触や、その同盟を知っている他サーバーの知り合いからの情報など、「判断材料」をなるべくたくさん集めましょう。そして、自分たちの同盟との折り合いをつけられるか見極めていきましょう。
ただし、事前にある程度関係性が固まってしまっている場合、余地がない場合もあります。
例:同盟A・同盟Bと連合を組むつもりだったが、AとBが犬猿の仲だった。
同盟C・同盟Dを分断しようとしたが、幹部が元々同じ同盟出身で結束が強かった。
【序盤~中盤外交】
■シーズン開始後、事前外交で接触できなかった中小同盟が同州だった場合など、どういった付き合い方をするか決めないといけません。
システム友好枠にも限りがあるので、資源州入り以降は基本的に結盟していない状態になるはずです。
大同盟目線ですと、前線で戦いたい人だけ傭兵として移籍してくれるとありがたいのですが、同盟として存続することにこだわりを持っている同盟も多いので、すり合わせは注意が必要です。
ここまでが序盤までの流れでした。
シーズン中のどんでん返しがある場合もありますが、大体の関係性はこの辺りまでに固まります。
以下、実際のS7の自同盟(でんでん太鼓)の振り返りを含めた、判断のポイントです。
(赤字は仮説・予想・根拠、青がそれに基づいた判断です。)
【シーズンルールの確認】
S7の「軍争地利」は新しく追加された営地というものがあるものの、基本的にはS1~S3と大きく変わらない同じマップ・仕様です。
放浪軍の仕様がS2~3に戻るというという事で、大規模な放浪軍を出してしまうと覇業達成が困難になるのではないかという懸念がありました。
→相手が放浪化しやすい圧倒的な勢力は悪手になりそうなので、均衡または三すくみを目指そうと思いました。
【これまでの所感・メンバーの方向性】
でんでんのコアは元々1サーバー同盟の戦い特化分隊でしたので、S5までは「圧勝が多くマンネリ」でした。しかしS6で「初めて大敗を喫したので、心機一転武者修行したい」という相反する想いを抱えていました。
→「勝ち馬には乗らない」「マインドは突き進む(倒れるなら前のめり)」という方向性に至りました。
【自己評価】
サーバー割り振り発表後に、自己評価と目標設定を改めて確認します。
・新規設立のため、半数近くは同じ同盟になるのは初めての人で実力未知数、200人級の同盟の中では中堅ぐらいではないか
・関所の位置の兼ね合いで覇業の有力とされる河北や山東を選ぶほどではなく、荊楚か巴蜀辺りが候補になるのではないか
→巴蜀スタートでなるべく隣の州か関中と友好、覇業を狙う場合連合内で主導権が握れるものならそうしたいけど、現実的にはどこかと協力し一部を得る形、最低でも州府確保を目指したいと考えました。
【実際の事前外交】
同盟①さんの呼びかけで事前の出生州相談が行われた為、そこに参加しました。
結果、初期の段階では以下の表のような所見になりました。
※人数は概算です。
※★は以前対戦したことがあり、おおよその強さの予想が立てられる同盟さんです。
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■ここから、当初の目標から考えられるパターンは、以下の通りです。
A.二極化ではない「三国志」を目指すなら、中堅同盟を束ねて他の大手に挑む
B.均衡な戦いを目指すなら、バランスを見ながら大手と組んで大手と戦う
出生州決めと前後・並行して、徐々に他同盟の方との接触が始まりました。
ほとんどの同盟さんと何かしら会話はしてますが、関係性や方向性のわかる会話の一例です。
【江漢側同盟】
・②…共闘して他を駆逐し、後半で決戦する形で組みませんか?との事。
③とも組んでるので三国同盟希望。
【関中側同盟】
・①…⑤と協力関係、③とは表立って戦う事はなさそうとの事。⑨と共闘NG。
資源州に入ってからの三国志希望で、でんでんとベクトルは同じ。
・⑨…⑤⑦と西涼でがっちり組むとの事。③と共闘NG、放浪軍もあり。
話を照らし合わせていくと、仲良しor不倶戴天の天敵が見えて来るので将来性(寝返り)も加味しながら最終決定をしていきます。
結論は、隣の州である西涼の⑤⑦⑨・荊楚の⑧の4同盟で上記Aの形でした。
三国志目標としてはまずまずのところだと思います。が、結論としては、「外交はそうなっちゃった」の一言に尽きます。