同盟学院第一回同盟組織力向上懇談会 振り返り
同盟組織力向上懇談会では、プレイヤーの皆様から頂いた質問や疑問を、経験豊富なゲスト盟主が回答するだけでなく、様々な情報・意見の交換を行います!同盟運営のノウハウを習得し、同盟の作戦能力を向上できるほか、様々な報酬を手に入れる機会もあります!
今回のテーマ:同盟管理
今回の交流内容:いかに効率的かつ簡単に同盟を管理するのか。戦闘やイベント参加などの場でメンバーの活躍を増やし、盟主の負担を減らすにはどうすればよいのか。ゲスト盟主が自身の経験をもとに、独自の方法を参加者の皆様に共有します。
以下は懇談会のメインコーナーです。
①【優秀な質問の公開とゲスト盟主様の回答】
➁【自由懇談会】
まずは【優秀な質問の公開とゲスト盟主様の回答】の詳細を振り返りましょう!
ゲスト盟主様の回答:
フィガロ様:
現在の戦場を同盟メールで送信、櫓や柵が欲しい箇所を指示。
前線へ出たがらない人は、攻撃拠点の発展と防御拠点の発展を伝え、どちらかに参加してもらえばいいなと思っています。
春雷様:
★同盟員がどうしたら活躍できるのか?
戦闘、攻城を見据えての育成指標を掲げておくのがよいと思います。あとは序盤での攻略目安の案内と同盟員への編制アドバイスも大事です。
例:土地○を抜くためには○○レベルの部隊で軍営〇〇必要。攻城の際は兵器部隊で〇〇レベルで兵力〇万以上必要。
★どういう活躍の仕方か分かっていないときにどう対応するのか?
運営の報酬を利用するのがいいと思います。たとえば攻城の参加率や SNSでの発言回数が多い方、戦闘での活躍(戦功)など様々な評価指標にあわせてキャンペーンや報酬を用意して頂けるので積極的に活用させて頂きました。
メビウス様:
この質問は、私の同盟の在り方にも、関わって来るところです。盟員一人一人、十人十色。リアルもかけられる時間も、楽しみ方も人それぞれ、と言うのが念頭にあり、どうしたら盟員を活かす事ができるのかと考えています。大前提として、真戦は、必ず対人戦が強い方がいたら勝つというゲームではありません。対人戦が強いと言う事は重要ですが他にも、アクティブに動ける、ゲームのシステムを理解している、攻城戦(殲滅や攻城)が得意、同盟運営が得意(副盟主、指揮官、外交官、官吏など)。戦闘では捲り、偵察、柵櫓幕舎破壊、マラソン、などがあります。これらの要素があって同盟が成り立っている為、大抵1つは当てはまります。それを個チャなど相談したり、リアル事項を加味したりして、できそうな事からやってみるように促しています。
また、個チャが苦手な方もいるので、役割を法令などに書き出し、参考にしてもらったりしています。
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フィガロ様:
幹部はなるべく長く一緒にやっている人。案を多く出す人。次の方針に反対意見を言う場合、代案を出し、否定で終わらない人。 同盟チャットを賑やかにしてくれる人。 戦闘に積極性がある人…を選ぶようにしています。
ケンカになってしまった場合、仲裁は試みますが、出ていく人には合わせません。
両者同盟に残り続けてケンカを続ける前例がないため、わかりませんが、その場合はルールに則っている方を支持し、早期解決を目指します。
春雷様:
官吏の基準は、参加率、戦闘での貢献、同盟内で積極的に意見されてる方、過去の幹部経験から現在の幹部内で相談して決めました。幹部を立候補される方はなかなかいらっしゃらなかったので、候補を挙げてこちらからアプローチしていくのが良いと思います。
同盟内での揉め事に関しては、特に土地問題が多かったです。法令の見落とし、もしくは思い違い、ルールは守っているが配慮の欠如など原因は様々でした。 対策としては、法令の案内と周知の徹底。土地の管理の役職を作って専任担当を作ることが大事だと思います。
外交での意見の対立はさらに厄介です。最終的には盟主が決定しますが、意見は幹部のほか、一部同盟メンバーからも聞いてました。戦闘において戦うのは同盟メンバーですから、より多くの視点を考慮して判断しようと心掛けてました。
メビウス様:
官吏の基準は、「適材適所」です。その中で、「適正」、「活動状況」、「その人の意思」などを考慮しています。具体的に言うと、世話好きな方は副盟主などの纏め役に向いているかも知れません。
作戦を考えたり、少し強引にでも引っ張って行く事ができる方は指揮官に向いているかも知れません。
色んな方と話すのが苦じゃない方、顔が広い方などは外交官に向いているかも知れません。
部隊編制の指南役、指揮官補佐、外交官補佐、副盟主補佐などは官吏に任命しています。
また、官吏だとしてもリアル都合があり、忙しい時期などがある為、考慮してあげることが重要と考えています。また、適性はあるけど、本人がやりたくないという場合は無理してお願いも出来ないので、そういう時は諦めます。
喧嘩した場合の纏め方は、最終決定は、盟主(この場合私)がするようにしています。片方の意見を採用し、もう片方の意見を採用しない場合、しっかりと自分の考えを皆がいる(官吏メンバーがいる)所で明確に伝えます。その後、採用しなかった官吏の方に個チャでフォローを入れるようにしています。この場合は、私の意志を伝える事、フォローをしっかり行う事が大事かと思います。
フィガロ様:
なるべく参加しやすくするため、前日の夜から通達。
標記が被らないよう終わったものはすぐに消す。
経由地を教えて、経由地からの距離、時間を大体で伝える。
士気がゼロになる場合、何時何分に到着していればいいか通達しておく。
春雷様:
攻城戦においては参加率が大事だと思ってます。事前に同盟メンバーが集まりやすい時間帯をアンケートで取りました。重要な攻城戦の前には部隊の育成アンケートを行い、部隊の育成度合いを確認しつつ、攻城への意識付けを行ってました。その際に必要な殲滅の部隊数と兵器の部隊数の案内も必ず行いました。またスケジュールを法令メールに残し、同盟標記をつけて同盟メールを見逃した方でもゲームへInされた際に確認できるようにしました。
前日、当日に関しては大事な攻城であることを理由と合わせてメールして集まるよう促しました。当日15分前の点呼と主力殲滅・兵器の集合場所を分けて数の集計を取るようにしてました。
メビウス様:
シーズン1の場合、初攻城戦か2回目以降かで少し異なります。私は基本的に「シーズン開始から初攻城戦までをスタートダッシュ期間」と考え同盟運営をしています。
出欠確認は、幕舎の名前に「殲滅部隊」、「兵器部隊」、と記載した幕舎を用意しそこに集合させる事が1番楽かなと考えています。他には目標設定した部隊数がいるかどうか数える。集まってる全員は参加しない(7割程度の参加と仮定し検討)という前提に立ち、部隊数が足りているか把握し実行するか検討します。大抵は失敗しても戦力確認となる為、攻城戦は実行します。
全通や同チャ、個チャでINしているかどうか、どんな部隊を持ってきているかどうかの確認は、盟員数が多いほど管理が困難な為、基本的にはしていません。
攻城戦で攻略が失敗した場合、失敗が悪いと捉えずまずは、原因の確認(殲滅部隊が足りない、兵器が足りない、部隊のレベル及び兵数が足りない等原因究明)し、目標設定を修正し再攻城日と合わせて全通します。
考慮すべき点として、盟員のリアル都合や部隊育成が間に合っていない事も有り得る為、1週間のうち毎日攻城戦を入れるのではなく、1日飛ばしで攻城戦を行う等の配慮は必要かと思います。
余談ですが、私の同盟の場合、複数回攻城戦を行ったら、「攻城week」という1週間攻城戦を詰め込む事もたまにやります。例えば、いつも夜だけだった攻城戦を朝、昼、夜やったり、複数同時攻城戦など、毎回の攻城戦がなあなあにならないように、変化をつけたりしています。
フィガロ様:
PKシーズンではまた変わりますが、同じ州、同じ側の資源州に出そうな同盟はなるべく友好になれるよう努めます。 関所に絡む同盟が敵対か協力かの対象で、資源州反対側の同盟はやはり敵対になりやすいと思います。
春雷様:
よっぽど前シーズンでの軋轢がある場合を除いて、友好な関係を築いておくのがよいと思います。
勢力1位同盟や司隷一番乗りの同盟は当然戦力が高いと考えられるので他同盟は協力して対抗しようという動きになりますが、 後々勢力の状況がかわったり、またどこかが放浪軍になったりと状況がかわると協力体制や敵対もかわる可能性がありますので。
まずは同州や資源州で一緒になる同盟の方とは率先して序盤から交流をして関係構築していくのが良いと思います。
メビウス様:
私がいつも意識しているのは、利害関係にとらわれず、この同盟に義理を通したいと思える同盟かどうか、が1番重要です。また、敵対しなくても良い同盟とは、敵対しない、です。私は外交をしながら、人となりを見るようにし、戦闘になった場合、どこが敵対になりえそうか考えながら外交をしています。
過去に、信じすぎて裏切られた事も、負け戦になってしまった事もあります。ただ、利害関係で結んだ同盟は必ずどこかで破綻すると考えています。
義理を通すと、仮に洛陽を取れなくても、次のシーズンの繋がりは強固になるし、「あの同盟は裏切らない」と評判になるので、人も集まり易いし、盟員、盟友からの信頼を集めやすいと考えています。
フィガロ様:
基本的に起きている時はなるべくインするようにはしています。一時間に一度ぐらい目安。
攻城や戦闘の指示、考えなどは、優秀な幹部に任せてしまっている部分が多く、どちらかといえば内外との交流やクレーム処理に追われています。
みんなも自分も、できる時にやろう!です
無理は禁物。仕事じゃないので、適度に遊んでます!
春雷様:
だいたい、朝2時間、昼1時間、仕事終わりから寝るまでで4時間の合計7時間がアベレージだと思います。ここに仕事や移動の隙間時間でメール作ったり、チャットの返信をしたり、編制を考えたりもしてました。ただゲームのプレイよりはDiscordでのチャットや幹部での会議なども含めてなので実際のプレイ時間は半分ぐらいだと思います。
節約術というほどではないですが、ゲーム内では徴兵満タンまで約3時間と体力満タンまで6時間あるので、回復の時間を仕事の時間と寝る時間に来るように動いてました。戦闘時や攻城時は開発にかかる時間や行軍の時間、士気回復の時間なども考慮して逆算して間に合うように部隊を運用するようにしてました。 あとは仕事の合間やちょっとした待ち合わせの隙間時間を活用するようにしてました。
あとは会議の効率をあげるために幹部陣の活動時間帯は聞いておいたほうがいいと思います。自分が活動できないときに動ける方に声を掛けておくのもしたほうがいいと思います。
メビウス様:
自分の時間を確保する為には、官吏以上のメンバー及び盟員、友好同盟の方々(盟員含む)、を活躍できるように環境を整える事が盟主の役割であり、時間確保の第1歩だと考えています。特に官吏以上のメンバーと盟員は重要で、自発的に活動できる同盟を作りあげる事が出来たら、盟主1人の時間は確保できます。その為にも、官吏には適材適所、分隊分け、システムの理解、適切なタイミングでの指示出し、lobiやDiscordの活用などを進めて行く事が重要だと考えています。時間と言うよりも役割分担とタイミングでしょうか?
特に忙しい時は、仕事が休みの時は起きてる間(16時間?)、仕事のある日は仕事以外(10時間程度?)はずっと真戦をやっている事が多くありましたが、今では、半分程度には抑える事は出来ているかなと思います。感覚的には「仕事」に近いです。
節約する為に、他同盟との打ち合わせは、時間を〇〇時から打ち合わせ開始、とかよくやっていました。INできるのと打ち合わせができるのは、違うと考えています。
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次は【自由懇談会】のコーナーとなります!文字制限の関係で各問題の回答を一つだけ公開しますね!
質問①:土地で揉めることが多いとの春雷さんの回答を拝見致しましたが、どの様な土地ルールを採用するとトラブルは減るのか他のゲスト盟主の方にもお伺いしたいです。
春雷様:
★土地に関して★
①他メンバーの足場の無断利用を禁止とする
②他メンバーの隣接している資源に関しては免戦期間中は隣接した方が土地取得の権利を有する。ただし、免戦期間が明けた際は先に占領された方のものとする。
以下の場合は無断利用可能とする
① 足場のマラソン時
② 攻城時
③ 戦闘時
④ 事前に個チャを行い、本人の許可を得た場合
⑤ ⑤事前に個チャを行ったが24時間以内に返事が無かった場合。
※『足場を自由に使っていいよ』という方は、@自己紹介に『足場利用OK』など足場フリーの旨を記載して頂けると分かりやすくて助かります。
質問➁:質問です! 途中から優秀な人が参加した場合、同盟の幹部交代はやりますか?? できますか?
メビウス様:
同盟合併の際などに起こりうることですね。 その場合、役割などを提案し、それにそうようなイメージで、官吏を渡したりします。同盟の合併の場合は合併先を纏めて貰うためにも、官吏をお願いする方が良いかと思います。
プレイヤー単体の場合は、何かしら役割ができるかで判断しても良いかと思います。例えば、対人が強い人の場合は、指揮官などではなく、官吏の〇〇将軍(国設立したら)などを渡すのも良いかも知れません。
質問③:同盟員の情報(部隊の編制等)をどこまで管理していけば良いか、を考えています。 カンスト何部隊、うちテンプレは何部隊等など大まかには把握しているのですが、さらに細分化して情報を提供してもらうほうが戦闘時に指揮しやすくなるとは思いますが、質問に対してカンスト部隊やテンプレ編制を持っていない人がどう受け止めるか?が怖くて踏み込めないでいます。実際に細かく把握管理している方がおられましたらその運用方法を教えていただけないでしょうか?
メビウス様:
戦闘は役割が多くある(対人、めくり、破壊など)為、一概には言えませんが、ひとつの案としては、『役割別』で、グループを編成しても良いかも知れません。うちの同盟にも、部隊は弱いがイン率が高く、めくりなどを一生懸命やってくれてる方がいます。 グループ分けのイメージは、前線ごと、役割ごと、などで検討してみるとやりやすいかなと思います。 テンプレなど部隊の把握は各前線をまとめている分隊長にお任せしている感じですが、大体の人数を把握出来れば、良いかなと思います。
※今回の懇談会のゲスト盟主様は現在のシーズン3・PKシーズンから選出された盟主・経験豊富なユーザーです。
※今回の懇談会のゲスト盟主様の回答は、盟主様個人の見解であり、公式の見解ではありません。あくまでも今後の参考としてお考えください。
※こちらの内容は、ゲスト盟主様の回答を尊重し、最小限の修正にとどめ、できるだけ元のテキストを保持する形で公開されています。