同盟物語第13話:外交交渉能力で敵を友とする!サーバー107天衣無縫
三国時代には、鄧芝・張紘・諸葛瑾といった、外交という政治手段を使って戦況を変え、歴史に名を残した外交官がいました。
「三國志 真戦」では、外交官が外交交渉能力で無意味な戦闘を回避し、友好同盟を作り、仲間を増やすことも、戦場で勲功をたてることに匹敵できる功績と言えます。
今回はサーバー107の洛陽保持同盟「天衣無縫」盟主であるレイリーさんから、同盟外交の話を聞かせていただきました。
一.自己紹介&同盟紹介をお願いいたします!
天衣無縫の4代目盟主、レイリーと言います。通称ジジイと呼ばれており、皆が親しみやすい盟主を目指し日々精進中です。
天衣無縫はシーズン1開始当初に資源州入りは遅れ、同盟ランキング3位にすら入れず人数も少ない弱小同盟でしたが、大同盟達との長い長い粘りの戦闘を続けて何とか洛陽に辿り着いた同盟です。これもひとえに天衣無縫の皆の頑張りがあってこそです。私はいつも皆に助けられ続けている盟主ですね(笑)。
二.同盟内の外交官は普段どんな仕事をしていますでしょうか?
天衣の外交官は主に他同盟からの外交窓口、他同盟との会談への参加、同盟加入者の窓口などを行っております。天衣では私が元々外交官上がりで、資源州入り前からずーっと私が外交をしていたので、その名残りか今でも大事な外交は私が殆ど行っています。と言っても私一人ではなく、副盟主、外交官の3人体制で会談などを行っており、私が不在の時は代わりに対応してくれたりと、とても助かっています。また、他同盟の盟主や外交官と仲良くなるのも仕事のひとつだと思います。
三.外交官は同盟内及び戦闘の時にどんな役割を果たしているのでしょうか?
外交官(外交)は戦闘にとってとても重要な役割を担っていると思います。
外交によって友好同盟を作り味方を増やしたり、互いにとって良き戦闘の落とし所を見つけたりと、外交しなければ戦闘は泥沼化し、無意味な戦闘が続くだけです。引き際を見極める、相手を蹂躙するのではなく、相手にとっての良き落とし所を見つける。これは外交でないと出来ないことだと思います。
また、お互いに憎みあった私怨での戦闘にならないようにするのも外交官の役割です。
落とし所を見つける…というのも、相手側に寄り添って考えなければ見つかりません。その為にも戦闘中であっても相手と良き交友関係を築こうと歩み寄り、良い形で講和できるようにすることが大切だと考えています。そして戦後は例えどんなに憎みあった敵同士であっても歩み寄って、過去のことは水に流し仲良くする。
その甲斐あって、現在(シーズン2中盤)ではサーバー単位の大連合として一緒に肩を並べて戦えています。過去に色々ありましたが、今ではとても仲が良く、今後裏切られるようなことは無いと思っています。これで裏切られてしまったらお笑いものですが(笑)。
四.今まで外交で戦況を変えたことがありますか?
たくさんありますね…笑。
というのも、天衣は元々弱小同盟なので単体では大同盟に敵いませんでした。そこで外交によって友好同盟を増やし戦況を巻き返したり、戦闘中に敵同盟と何度も外交を重ね、互いに手を取り合い協力関係に持ち込んで、更に大きな同盟と対抗したりと…外交と粘りで戦況を大きく変えてきました。その結果、なんとか洛陽保持同盟になれました。戦闘中の外交によって敵対同盟から友好同盟になり、一緒に戦ってくれた友好同盟との合同ラスアタ合戦(ラストアタックを取れた方が洛陽保持)なので、結局は運ですけどね笑。
ここまで頑張ってきたことに対する神様からのご褒美だと思っています。同時に一緒に戦ってくれた友好同盟の方にも本当に感謝しています。見てるかー!これからもよろしくー!笑。
五.優秀な外交官になるまでどんなことが欠かせないと思いますでしょうか?レイリー様はどんな努力をしましたでしょうか?
私が外交官を務める上で努力したことは、上記でも何度かでてきた相手に歩み寄る姿勢と丁寧な言葉遣い、そして私怨で物事を進めないことです。これは外交官として欠かせないことだと思います。
私は例え敵であっても外交官として相手に歩み寄るのを諦めず、同時に外交の場では私怨で物事を進めないように徹底してきました。どんなに腹の立つことを言われても、酷い扱いや裏切りを受けてもそれを1度飲み込んで冷静になり、同盟に持ち帰って皆と話し合ってどうするか決める。そして決まったことを外交の場で話す。腹が立ちその場の勢いで独りで一気に物事を進めてしまうことは絶対に避けるべきです。外交官は一人で同盟の行く末を決めるのが仕事ではありません。外交とは同盟の総意を伝える場。そして外交官はその総意を伝える窓口だと考えています。そして同盟の総意が決まれば、どんなに他同盟から反対されようとも譲らず押し通す。それが不可能なら良い落とし所に持っていく。それが大切です。
言葉遣いは言うまでもありませんね。外交の場で暴言や相手に失礼な言葉遣いをすることはもってのほかだと思います。
あ、あともうひとつ。お互いに対等であると心に刻み、相手を見下すことも、見下されることもないようにするということですかね。如何に相手同盟と対等な関係に持っていくか…大変なことではありますが、これも欠かせないことだと思います。味方の場合、対等じゃなければ良き関係は築けませんし、敵の場合も対等じゃなければ私怨に満ちたつまらない戦闘になりますので。
六.外交に関するテクニックを教えていただけませんか?
ひりついた状況になった時、相手を和ませることが出来れば、お互いに冷静になり、最悪な状況を避けられたりもします。実際私は冗談などを言うのが大好きで、外交の場でもたわいもない話やボケを連発していました。(笑)そんな感じで、面白おかしい親しみやすい人だな…と思わせつつ、オンオフはきっちりと、締める所では締め、相手に威圧感を与えるほど凛とした態度をとる。そうすることで外交相手に「この人は親しみやすいけど、油断ならない切れ者だ…」という印象を与えることができ、相手側にとってひとつの牽制になり物事を少しだけ優位に運べる…かもしれませんし、運べないかもしれません。あくまで当社比です笑 効果には個人差があります(笑)。
…これを言うことで、これを見た同盟員及び友好同盟の方々が私のジョークで笑ってくれなくなったらどうするんですか!笑。「こいつ計算でやってるな?」とか思われたくないー!私のおふざけ癖は素ですからね!?テクニックと聞かれて思いついただけですからね!?警戒しないでー(笑)。
七.手ごわい同盟と出会った時の解決策を教えていただけませんか?
そんな同盟と出会って戦闘になった時は、ひたすら粘ります。とにかく粘りながらチャンスを伺い、外交によって味方を増やし、反撃します。お互いに良い感じになるよう講和するのも一つの手ですね。敵であっても味方になれるチャンスはきっとありますので。
また、スカウトや引き抜き勧誘も一つの手だと思います。天衣は万年人手不足同盟でしたので、なかなか成果は実らずともめげずにスカウトしてきました。スカウトに成功すれば1人味方が増え、敵が1人減る。それだけでも少しは楽になります。それでも同じサーバーの同盟の中では圧倒的に少ない同盟なんですけどね(笑)。
八. 交流において、言葉の扱いに関してレイリー様の見解を教えていただけませんか?
相手を傷つけるような発言、貶めるような発言、見下すような発言、馬鹿にするような発言、不快にするような発言はしない。言葉遣いも丁寧に。煽らない貶さない。交流においてはこれが絶対に大切だと思います。どんな状況だとしてもです。憎みあった戦闘中でも、相手から煽られたとしても、いつだって相手を思いやり、相手の気持ちになって発言することが必要最低限のマナーです。これが出来てない同盟、及びプレイヤーが良い方向に進んだ所は1度も見たことがありません。敵にも味方も思いやりをもって接しましょう。そうすればきっと、物事は良き方向に進みます。
サーバー107「天衣無縫」のレイリーさんでした。
本日はインタビューにお答えいただき、誠にありがとうございました!
*君主様が体験した別視点の物語があれば、ぜひご投稿ください!