戦法解説丨戦法チェーンの仕組み及びその利用

ゲームのプレイ時間が長くなるにつれ、プレイヤーの皆さんもこのゲームの戦闘システムについて、自分なりの理解を持つようになったと思います。そこで今日は武将戦法チェーンの仕組みについて、解説していきたいと思います。

 

1.戦法チェーンの仕組みについて

皆さんの知っている通り、武将のデバフ状態は燃焼、水溺、中毒、潰走、砂嵐などのダメージを含む状態と、恐慌、封印、砕心、挑発などの制御効果を有する状態、そして基礎属性を低減させる状態に分けられています。それに対して、武将のバフ状態は連撃、洞察、先攻、必中、破陣、属性バフ、ダメージ増加状態に分けられています。上記の状態は、戦法チェーンの発動の信号となります。チェーン、つまり連携効果を有する状態及び関係のある戦法を、筆者が整理しました。その結果は、以下通りです。 

戦法チェーン組合せ索引表

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では、表の中の「起句戦法」、「承句戦法」、「結句戦法」というのは、どういう意味でしょうか?前置はこれで終わります。次は「五虎(関羽、趙雲、張飛)」、「魏盾(司馬懿、曹操、華佗)」、「都督(周瑜、陸遜、呂蒙)」などの一流編制を例として、戦法チェーンについて解説していきたいと思います。

 

2.典型的な戦法チェーン

(1)三段式のチェーンA

先ずは戦況報告をご覧ください。

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この戦況報告を見ると、趙雲の戦法「驍健神脚」が、潘璋にダメージを与えたので(「意気衝天」で封印効果を与え、既に封印状態の場合はダメージを与える)、張飛の「燕人咆哮」による2ターン間の50%統率低減効果が触発され、後続の関羽のダメージが増幅されました。

 

つまり、戦法の発動順は:

驍健神脚--->燕人咆哮--->雷名天下

起句--->承句--->結句

文章の構成でよく使われる「起承転結」という言い方を用いると、ここの「驍健神脚」は起句戦法、「燕人咆哮」が承句戦法、「雷名天下」が結句戦法と言います。つまり、この種類の戦法チェーンは、「起句--->承句--->結句」になります。 

 

起句戦法は、承句戦法の前提条件としての戦法で、結句戦法は効果が最大化される戦法です。このチェーンは拡大鏡のように、起句戦法が拡大鏡をオンにするスイッチで、承句戦法は拡大鏡そのもので、結句戦法は拡大されたものになります。以下の通り:

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明らかに、拡大鏡のダメージ能力が、拡大の効果を決めています。なので、このチェーンで最も重要なのは、承句戦法です。

この戦況報告では、承句戦法、つまり拡大鏡は張飛の「燕人咆哮」です。なので、「五虎」でも「桃園」でも、関羽のダメージ戦法、趙雲の制御戦法、劉備のサポート戦法は入れ替えることができますが、張飛の「燕人咆哮」だけは代えがたい核心的な戦法です。そして、「意気衝天」はこの拡大鏡を起動させるスイッチです。もし「千軍一掃」があれば、承句戦法がもう一つ増えます。なぜなら、「千軍一掃」は恐慌効果を提供すると同時に、恐慌効果を有する戦法の発動確率を増加させるからです。

「防御低減」効果のチェーンを築き効果の最大化を実現させる。これが「桃園」と「五虎」のすごいところです。

 

(2)二段式のチェーンB

「桃園」、「五虎」のようなチェーンのほか、戦場で活躍しているもう一つの編制「都督隊」も戦法チェーンがあります。「防御低減」効果のチェーンと違って、そのキーワードは「燃焼」です。

上位都督隊の編制は以下となります。

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呂蒙の速度が一番高く、「火熾原燎」(燃焼状態を与え、既に燃焼状態の場合は兵刃ダメージを与える)を最初に使用します。周瑜は二番目に行動し、同じく燃焼状態と属性低減、及び燃焼状態による計略ダメージを与えます。最後に陸遜の戦法「火焼連営」が発動し、燃焼状態の敵軍を爆発させ、大量のダメージを与え、そして燃焼状態を他の敵軍に移します。

このチェーンでは、「火焼連営」は「火をつける」戦法であり、「放火」戦法でもあります。そのため、「燃焼」という状態を核とすると、戦法の順番は、火熾原燎/火焼連営--->火焼連営/風助火勢となります。

このようなチェーンは「防御低減」より簡単で、一言で言うと、「起句(触発する)--->結句(触発される)」です。

このようなチェーンは、承句を省略して、相手がデバフ状態であれば発動でき、その核心的な戦法は結句戦法です。「燃焼」に関するチェーンの結句戦法になれるのは、「火焼連営」と「風助火勢」だけなので、これらの戦法がなければ都督隊は決して組めません。そして、「火攻」の効果を最大限に発揮するためにも、「火をつける」のが最優先です。「天降火雨」/「火熾原燎」、「燎原之火」のほか、袁紹と黄蓋の固有戦法も火をつけることができるので、陸遜に代わる候補武将として活躍できます。

 

(3)二段式チェーンC

上記の編制のほか、「魏盾」も自分なりのシステムがあります。その核心は、曹操の固有戦法「乱世の奸雄」です。この戦法は、味方に安定したダメージ増加効果を提供します。

また、この戦法は触発条件が要らず、直接承句戦法として、味方のダメージ戦法にバフを提供できます。そのため、チェーンは、「承句--->結句」となります。

このようなチェーンは、スイッチをオンにする起句戦法がなくても起動できますが、その強さの上限を決めるのは承句戦法の強さです。そのため、曹操の承句戦法は核心的な戦法ですが、曹操がいなければ「魏盾」はもはや「魏盾」でなくなってしまいます。補足:兵種戦法と陣法戦法は、ほぼ承句戦法に属します。

 

3.戦法チェーンから考えた組合せ

上記の分析で、皆さんは戦法チェーンというシステムについて差し当たっての理解はできたかと思います。次は「起承転結」の理論と、各種類の戦法の整理によって、以下の結論が導かれます。

1.戦法チェーンは「起句--->承句--->結句」、「起句--->結句」、「承句--->結句」という三つの種類があります。その中、起句戦法は発動確率の高い戦法を選び、そして承句、結句戦法のダメージ率/バフ効果量はこの編制の上限を決めます。

2.戦法には発動の順番があるので、各武将の速度や、戦法の配置順序にも気を付けるべきでしょう。できれば「起句--->承句--->結句」の順番で速度を調整してください。

3.戦法チェーンの組合せ索引表を使う時、まずはコア武将の固有戦法の「戦法チェーン組合せ索引表」での位置を確定したうえで、手持ちの戦法の中から、最も効果的な戦法を選びましょう。

4.同じ戦法が複数のチェーンで使われる場合もあります。例えば「克敵制勝」、「五雷轟天」などです。そのため、このような戦法を核心にし、サポート戦法と制御戦法を確保することを前提として、起句戦法の数を増やすようにしましょう。

5.「万能戦法」と言える戦法は二つあります。一つは増益効果を集める孫権の継承戦法「臥薪嘗胆」で、もう一つはデバフ効果を集める程昱の固有戦法「十面埋伏」です。なので、程昱と孫権は万能武将として、色々な編制に入れることができますので、残しておくようにしましょう。

 

4.終わりに

プレイヤーの皆さんは、この文章の戦法チェーン組合せ索引表を参考にしながら、手持ちの武将、戦法の中から編制を考えれば、きっと良い成果を上げられると思います。

 

本記事は別リージョンのプレイヤーがまとめた記事を運営が編集したものです。参考としてご覧ください。