武将紹介ー鍾会(しょうかい)

一、武将の生涯

鍾会、字は士季。三国時代魏国の軍事家、書道家、太傅鍾繇の息子で、青州刺史鍾毓の弟です。

景元三年(262年)、蜀漢の姜維が隴右へ出兵したが、鄧艾が侯和で姜維を撃破し、姜維は沓中まで撤兵しました。沓中は漢中や成都との距離が遠いため、司馬昭はこの機会をとらえて蜀漢を殲滅しようとしていました。司馬昭は多数意見を押しのけ、鍾会を関中の軍事を管理する鎮西将軍に任命し、蜀漢討伐を正式的に始めました。

景元四年(263年)八月、鍾会は十数万の兵士を率いて蜀漢へ進軍しました。蜀漢は漢中で守備の態勢を整えたが、鍾会は簡単に楽城と漢城を囲み、陽安関への通路を切り拓きました。諸葛亮の墓を通りかかった際、鍾会は同じく名士出身の諸葛亮を先輩として尊敬する思いから、諸葛亮の墓を祀りました。

陽安関で、鍾会は投降した蜀漢の武将、蒋舒の助けで陽安関を落とし、成都への路を開きました。最終的に、景元四年(263年)に起きた魏国の蜀漢滅亡戦で、鍾会は鄧艾と共に蜀漢を滅亡させました。しかし蜀漢を滅亡した功績は、猜疑と争いを招いてしまいました。独立を企図していた鍾会は蜀漢の姜維と手を組んで魏に反逆しようとしました。

景元五年(264年)正月、鍾会は太后郭氏の遺命という偽の名義で、司馬昭を討伐しようとしようとしましたが、配下の蜀漢、曹魏の将領と兵士たちは戦いを望まなかったので、最終的に鍾会は部下の胡烈に殺され、その時は40歳でした。

 

二、武将紹介

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鍾会は計略ダメージが優れており、制御効果も持っています。統率と知力属性が高く、速度は関羽とほぼ同じです。謀略ダメージをメインにした武将の中、彼の統率値はかなり高い方で、一部の兵刃ダメージ武将よりも高いです。兵種適性は弓兵がSレベルです。

 

三、戦法分析

固有戦法【精練策数】:

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鍾会の固有戦法は45%の確率で2~3ターンの複数目標の封印効果を持っており、とても強い戦法です。理想的な封印戦法は意気衝天の他、鍾会の固有戦法だけです。1ターン準備した後、2名の敵に高い計略ダメージを与え、2ターン持続の封印効果を与えます。高発動率、高ダメージ、そして強い制御効果を持つ戦法ですが、唯一の欠点は1ターンの準備が必要で、中断される可能性があることです。しかし太史慈、夏侯淵など、通常攻撃に頼る武将を相手にする際の効果は抜群です。

 

継承戦法【文武両道】

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戦闘中、計略ダメージを与える度に、知力属性を増加させ、最大5回まで加算が可能で、兵刃ダメージを与える度に、武力属性を増加させ、最大5回まで加算が可能です。戦えば戦うほど、武将が強くなる戦法です。

この戦法は兵刃と計略ダメージを兼ね、最大バフだと追加属性がとても高くなります。

そのため、この戦法との相性が最も良いは、武力と謀略を兼ねた武将です。文武両道の効果加算はダメージを与える回数と関わっているため、この戦法を持つ武将は高い攻撃頻度を持つ武将でなければならず、知力・武力ともに高い必要があります。

 

四、推奨陣容

鍾会の知力成長値は謀略武将としては最低限の水準のため、メインアタッカーの任務は荷が重いです。戦法選択は八門金鎖の陣、暫避其鋒、杯中蛇影などの知力に影響される戦法が良いです。鍾会の任務は被ダメージ低減、持久戦対策、制御効果などを提供することで、ダメージを与える任務は他の武力または知力の高い武将に任せることをおすすめします。

部隊1

魏弓

夏侯淵:暴戻恣睢/勇壮飛燕/兵鋒+一騎当千

郭嘉:無當飛軍/白馬義従+奇計良謀/被ダメージ低減戦法

鍾会:昏迷乱擾+杯中蛇影

 

夏侯淵がメインアタッカーで、突撃戦法とのコンビネーションでダメージを与えます。

郭嘉は主将を務め、夏侯淵に被ダメージ軽減と制御無効化効果を提供します。たとえ引き分けになっても、味方は次の戦闘では2ターン持続の被ダメージ軽減と制御無効化効果を獲得できます。これによって味方に有利な環境は作れます。なぜなら、敵軍は次の対戦の最初の2ターンにおいて、戦法が発動されないことによって対等の優勢を無くす可能性があります。

また、白馬義従は鍾会が持つ三つのアクティブ戦法の確率を向上させます。昏迷乱擾の発動確率を向上させたことにより、鍾会は長時間の属性バフ効果を獲得し、敵軍は長時間の属性デバフ効果を受けます。他の二つの戦法も、その属性バフによって更に強くなります。

終わりに:鍾会は一見、諸葛亮と似ているように見えますが、この二人は同じタイプではありません。諸葛亮を持つプレイヤーにとって、昏迷乱擾と杯中蛇影は諸葛亮に持たせ、鍾会の戦法は他で検討することをおすすめします。

 

本記事は別リージョンのプレイヤーがまとめた記事を運営が編集したものです。参考としてご覧ください。