武将紹介-呂蒙(りょもう)

1、武将の生涯

呂蒙、三国時代呉国の名将、演義では「白衣渡江」で関羽を討ち取った戦績があり、若い頃は孫策と共に征戦した。その度胸は非常に名高い。鄧当の死後、呂蒙が鄧当の任務を引き継ぎ、別部司馬に任じられて軍の指揮を執る事になった。孫権が権力を握った後、呂蒙は黄祖との戦いで先鋒を務めた功績があることから、横野中郎将に任命される。その後、南郡で曹仁を破り、皖城で朱光を破り、その功績によって廬江太守に任命された。そして、南郡を占拠し荊州を平定、更に策を巡らせて郝普を捕虜とした。また、逍遥津の戦いでは、孫権の脱走を援護したことがある。濡須では曹魏軍の進軍を防ぎ、最終的に左護軍・虎威将軍に任命された。魯粛が死去すると、呂蒙がその代わりに陸口を守り、荊州諸郡を取り返し、蜀漢の名将関羽を撃破した。

 

2、武将紹介

歴史上の呂蒙は頭脳明晰で、土地の状況に適した行軍用兵術を巡らした。ゲーム内の呂蒙は槍兵適性Sレベル、弓兵適性Aレベルで、制御、兵刃ダメージ、謀略ダメージに特化した全能型武将である。

 

【固有戦法】白衣渡江

戦法出典:陸遜が考え、呂蒙が実施した奇襲作戦。呂蒙の部隊が商人のフリをして関羽の守備軍を騙し討ちにし、一挙に荊州を占領。関羽は麦城に敗走した。

最初のターンで全体が1回のダメージ防御(盾)を獲得する。また、自分が兵刃ダメージを与える場合は、40%の確率で敵軍単体に2ターン間の封印状態を与え、謀略ダメージを与える場合は、40%の確率で敵軍単体に1ターン間の砕心効果を与える。この制御効果は1ターンに「それぞれ」1度しか発動できない。

 

この戦法のポイントは下記の通り:

1:最初のターンで全体が1回の盾を獲得。

全軍盾効果はダメージを吸収できるので、序盤において非常に強力な効果である。

第1シーズンの4日目、呂蒙+周瑜の組み合わせで兵力損失0でLv.6領地を占領した実績がある。

2:呂蒙が兵刃ダメージを与えた場合、40%の確率で敵に2ターン間の封印状態を与える。

3:40%の確率で敵に1ターン間の砕心効果を与える。この効果を与えるには、呂蒙に謀略ダメージ戦法を持たせる必要がある。

4:1ターン内で1回の封印状態+1回の砕心効果を与えることができる。

5:封印状態と砕心の対象はランダムである。

 

呂蒙の誤った使い方:「虎豹上将」を持たせてしまう

呂蒙に「虎豹上将」戦法を持たせるプレイヤーが少なくない。発動後のダメージは比較的優秀ではあるが、35%の確率は高いとは言えず、呂蒙の「白衣渡江」戦法の制御効果を活用し難い。

呂蒙の正しい使い方:呂蒙を制御系武将として使い、その前提で彼の攻撃ダメージを向上させる。「白衣渡江」戦法の特性を考えて、相性の良い戦法を下記に紹介する。

Sレベル戦法:火熾原燎、誘敵深入、四面楚歌、無當飛軍

Aレベル戦法:天降火雨、機略縦横、妖術、風声鶴唳、声東撃西

妖術は呂蒙との相性が抜群で、2ターンの間に砕心効果の判定が6回行われるので、制御成功の確率が大幅に増加する。

また、上記の戦法は燃焼、砂嵐、中毒効果を同時に持っているので、編制においては戦法効果が重複しないように注意。

火熾原燎、機略縦横、天降火雨は全て燃焼効果があるので、重複を避ける。

風声鶴唳、誘敵深入、妖術は全て砂嵐効果があるので、重複を避ける。

無當飛軍、四面楚歌、機略縦横は全て中毒効果があるので、重複を避ける。

【継承戦法】:刮目相待

戦法出典:若い頃の呂蒙は無学であったが、主君の孫権から教養の大切さを諭され勉強を始めた。その後、魯粛と再会して議論した時、呂蒙の成長に魯粛は驚いたが、呂蒙は「士別れて三日すれば、即ち更に刮目して相待すべし」と言った。

ゲーム内での効果:最初3ターンは通常攻撃できなくなり、30%の回避効果を獲得する。4ターン目は自分の知力を68増加させ、敵軍全体に180%の謀略ダメージを与える。

刮目相待は主将に相応しい

誤った使い方:主将が刮目相待を持つと同時に、兵無常勢、克敵制勝などの戦法を使ってしまう。

正しい使い方:主将が刮目相待を持ち、回避効果で敵からのダメージを低減させ、攻撃能力と防御能力の両方を構築。ほとんどの知力型武将はこの戦法を持つことができ、4000~5000のダメージを与えられる。

刮目相待は特定の武将と合わせると相乗効果が見込める。例えば、左慈の戦法は最初の2ターン、味方全体が35%の回避を獲得する効果があり、刮目相待と合わせると計65%の回避を獲得できる。

主将が65%の回避を持てば、約3分の2の確率で敵の攻撃を回避できるので、より多くのダメージを出せる。

4ターン目は敵軍全体に高いダメージを与え、八門金鎖の陣のダメージ低減効果の影響を受けない。

 

4、推奨陣容

部隊1

周瑜:昏迷乱擾 刮骨療毒

陸遜:風助火勢 杯中蛇影

呂蒙:無當飛軍 天降火雨

この部隊では、周瑜の昏迷乱擾は制御効果、自身増益、神火計の頻発という3つの作用を持つので、必ず持つべき戦法である。昏迷乱擾と治療戦法である刮骨療毒との組み合わせが優秀(ダメージを受ける時、10%が死亡兵、90%が負傷兵となり、1ターン後に、負傷兵の50%が死亡兵になる。ここの「1ターン」は行動間隔のことであるので、部隊員が行動する前に治療をすれば、できるだけ負傷兵を回復させることができる。従って、治療武将の速度が部隊の最速である状態がおすすめ)。

呂蒙が無當飛軍を持つ時の効果は上記の通り、最初の3ターンでダメージを与えるほか、砕心による制御効果を与えることである。2つ目の戦法、天降火雨は後続ターンにて封印状態と砕心効果を保証する。速度が部隊内で2番目になるよう調整することも、天降火雨の燃焼効果で、陸遜がより多くのダメージを出せるポイントである。

陸遜が風助火勢を持つと1人でスキルのコンビを達成できる。勿論、呂蒙が先に天降火雨で燃焼効果を与えることで陸遜は大きなダメージを出せる。杯中蛇影は攻撃と防御を兼備した部隊を安定させる戦法。

呂蒙:天降火雨 妖術

華佗:白耳兵 八門金鎖陣

鄧艾:長者之風 虎豹上将

謀略型で槍兵適性Sレベルの武将は補助役として活躍できる。この陣容は単騎とするアタッカーがおらず、兵刃系の大戟士と違って、趙雲、馬超、張飛、関羽、甘寧などのスター武将がいない。そういった強さはなくても、このチームは試す価値がある。

 

本記事は別リージョンのプレイヤーがまとめた記事を運営が編集したものです。参考としてご覧ください。