武将紹介-夏侯惇(かこうとん)

一、 武将の生涯

夏侯惇、字は元譲、豫州沛国譙県の人。中国後漢末期から三国時代の曹魏の名将、気性が荒い人物として知られていた。曹操が挙兵した時は、常にその副将として付き従った。呂布の軍に捕られたことや、流矢に左目を射抜かれたこともある。その後も曹魏を支え、自らも土木作業に従事し、軍を率いて決壊した太寿水をせき止める堤防を築き、将兵を指揮して農地の灌漑設備を整えるなど、民を助けた。

夏侯惇は学問に熱心で、従軍先でも先生を迎えて講学した。一方で、14歳の時に学問の師を侮辱した男を殺したという激しすぎる気性も持っている。同族の夏侯淵と区別するために「盲夏侯」と呼ばれたが、夏侯惇はそれを嫌がり、鏡で自分の顔を見るたびに怒り、鏡を投げ捨てた。彼の地位は高かったが、生涯質素な生活を送り、余った財物は部下に与えていた。

 

二、武将紹介

夏侯惇は、武力と統率の初期数値と成長値が非常に高く(既知の武将の中15位程度)、挑発(援護)を持つ武将の中では速度も比較的高く(既知の武将の中15位程度)、知力も戦士系武将では中の上程度。兵種については騎兵が第一選択肢で、盾兵、槍兵も使用可能。

 

三、固有戦法と継承戦法

最大レベル時の効果:戦闘中、自身の統率を38増加させ、兵刃ダメージを受ける度に40%の確率で敵軍2人に兵刃ダメージを与える(ダメージ率は84%)。

わかりやすい戦法である。この戦法はパッシブなので、物理ダメージを受けると40%の確率で敵軍にダメージを与える。また、封印状態、計窮、恐怖という三種類の制御効果を受けないが、弱体化状態であればダメージが下がり、混乱状態であれば友軍を攻撃する恐れがある。

 

四、推奨陣容

先ずは曹仁と比べよう。ダメージと速度は曹仁より優秀で(このタイプの武将にとって、速度は非常に大事である)、統率は曹仁より低い。

また、孫堅と比べて、知力を除けば夏侯惇が全般的に優れている(もう一度言うが、速度はこのタイプの武将にとって非常に大事である)。

典韋は生存能力が足りなく、ダメージもあまり高くない。速度は優秀だが、それほど必要ではない。

程普は、知力を除いた他の属性で夏侯惇に完敗。制御も優秀とは言えず(最大レベル時で35%)、一部の戦法と合わせれば良い効果を出せるが、筆者からすると扱いが難しいため、同じくらいの力をもった武将の中でも使う機会は少ないだろう。

 

部隊1

先ずは筆者が思う最も強い部隊を紹介する:曹操、程昱、夏侯惇(騎兵)

曹操:刮骨療毒 暫避其鋒

程昱:白眉 四面楚歌

夏侯惇:唇槍舌戦 合軍集衆/魅惑

この部隊は保護・回復能力が優れているほか、強力な単体攻撃力を備えている。

これは程昱の固有戦法十面埋伏と四面楚歌をコアとした部隊である。曹操と夏侯惇は程昱を守り、十面埋伏の発動条件を確保するだけで良い。曹操のダメージ増加効果があれば、知力の低い敵に高いダメージを与えることができる。

 

部隊2

ゲーム前期において、夏侯惇を単独行動させるのも独特で効率的な方法である。夏侯惇の固有戦法剛毅不屈と他の二つの戦法を合わせるだけで編制完了。単独行動の夏侯惇は、戦闘で1ターンにつき敵軍3人からの攻撃を受けるが、その統率と回復型戦法で凌ぎ切れば、他のプレイヤーより一歩先に高級資源地を占領することが可能。また、資源地討伐戦の経験値は夏侯惇1人で獲得するので、武将レベルが他の陣容より上がりやすくなる。

お勧めの戦法:

夏侯惇:絶地反撃、合軍集衆、天下大吉

 

部隊3

夏侯惇、程昱、楽進(騎兵)

夏侯惇:唇槍舌戦 合軍集衆

程昱:杯中蛇影 誘敵深入

楽進:八門金鎖の陣 暫避其鋒

 

最後に一言:夏侯惇はタンク型戦士なので、ダメージを受けないとダメージを出すことができない。どんな編制でも、彼にダメージを受けてもらうことを第一に考えなくてはいけない。そして持久戦に備え、最後にチーム全体の制御性能も考慮する必要がある。

 

本記事は別リージョンのプレイヤーがまとめた記事を運営が編集したものです。参考としてご覧ください。