同盟学院第十回授業振り返り~PKシーズン「挙兵討伐」解説~

新しいシナリオ「挙兵討伐」は「軍争地利」に似ており、同盟で洛陽を争奪するシナリオですが、すべてが同じというわけではありません。

では、同じ同盟単位で洛陽を争うシナリオとして、何か注目すべきところはあるのでしょうか?その違いとなる点を一緒に見てみましょう。

 

 

一、シーズンの流れ

まずは公式Twitterの情報でも公開されたように、今シーズンの最大の特徴は追加されたPVEシステムです。

これが組み込まれたことで、シーズンの流れは通常の洛陽争奪シナリオに、NPCの敵と虎牢関に挑戦する段階が追加されたような感じになっています。 image.png

では続いて、その変化につれて変わる地図と地形を紹介します。

 

二、地図紹介

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地図は大まかにこんな感じです。

地名と各州の区切りに変化があり、資源州には敵対するNPCの西涼軍団がいます。

そして、地形的には湿潤エリアと可燃エリアがあり、湿潤エリアを洪水で水没エリアに変える建築や、可燃エリアに火を放てる同盟建築も追加されます。

これら細かいギミックは後で紹介するので、まずは資源州進出ルートと出生州選びについて紹介します。

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まず、各出生州にはそれぞれのバフ効果が付きます。

さらに、地図の構成も、これまでのような対称的なものではなく、全体的に右寄りです。

洛陽が司隷の左側で、司隷の真ん中にある虎牢関を通らなければいけません。ダンジョンへの挑戦権を手にするために、決戦は大体画像の「○」の辺りで行われます。

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そのため、早期決戦を望む場合、「淮海」か「淮揚」を出生州にすると、戦場への補給支援がしやすいでしょう。しかし、負けたら一気に出生州まで押し返される危険もあるので、自信のある方におすすめです。

 

そして「河朔」と「荊襄」は、紛争地帯から少し距離があるので、基礎を堅固にして、後半で勝負に臨む同盟に向いているでしょう。

「関内」や「三輔」は、主戦場から離れていて、比較的に平和なので、事前に話し合いで決めたサポート要員向きの出生州です。

最後に、資源州の中にはNPCの西涼部隊がいるので、関を落としたら、マラソンが妨害されないよう、西涼軍を殲滅する部隊も用意した方がいいでしょう。

 

三、水火計略

次に紹介するのは、先ほども触れた水没と火攻計略です。

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今回は地図の色んな場所に「湿潤エリア」と「可燃エリア」が配置されています。

これらの地形に対する認識次第で、不利な戦況も一気にひっくり返すことが可能です。

下のページのある内容は文字数が多いのですが、その内容はゲーム内でも見れる水没のルール説明ですので、気になる方は後でゆっくり見てください。

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簡単にまとめると、「湿潤エリア」の近くにある堤防は足場なしで攻城出来ますが、占領は出来ません。攻城が終われば堤防は破壊されます。隣の警備駐屯地を抑えて、堤防に「決壊」指令を出すことで破壊できます。

堤防を壊して洪水を引き起こし、「湿潤エリア」にいる全ての部隊と建築に大ダメージを与えます。士気を大幅にダウンさせ、更に「湿潤エリア」を「水没エリア」に変えます。

水没エリアの行軍は余計に士気を消耗し、行軍速度と建築速度も大幅ダウンします。

警備駐屯地は接地から攻撃する必要がありますが、堤防は接地なしで攻撃できるので、湿潤エリアで戦闘する時は、堤防の近くを偵察しておいた方が良いでしょう。

次は火計の解説です。

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簡単に言うと、以前の火攻がバージョンアップしたものだと思ってもらっていいと思います。

赤壁の戦い

挙兵討伐

エリアの制限はないが、蔓延は風向きと確率に影響される

エリアに制限はできたが、蔓延の制限がなくなった

政策書を消費して着火

同盟建築「火計営」の起爆による着火

燃焼状態三つのレベル「烈火、炎火、埋火」

燃焼状態は一律

「可燃エリア」の近くには「湿潤エリア」のような特別な着火建築はなく、火をつけるには同盟建築の「火計営」を建築して、起爆させる必要があります。

火が付いた土地にある建築と部隊は継続的に火攻ダメージを受けます。火の海の中では、1マスの行軍につき、一回のダメージが発生します。

燃焼状態は2時間持続しますので、不意打ちに遭って、不利になった場合は、一時停戦に持ち込めます。

 

四、西涼軍団

次は注目のPVEシステム、NPC敵軍―西涼軍団について紹介します。

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まず、西涼軍は資源州にしか現れないので、出生州のスタートダッシュを妨害される心配はいりません。

西涼軍を倒すと銅貨が貰えます。倒された西涼軍は復活しませんので、早い者勝ちとなります。

そして西涼軍部隊には停留や巡回などのパターンがあり、「鋭士」と「驍将」など、それなりに強力なので、視野の範囲内にいるプレイヤーは、部隊を攻撃する仕様を利用して、敵プレイヤー部隊にぶつかるというのも、早期における戦闘ではかなり有効です。

また、NPC部隊も上記の水没や燃焼によるダメージを受けますので、正面から戦って勝てないのであれば、範囲ダメージでじわじわと削ってから退治するのがおすすめです。

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また、西涼軍は各所に営地を持っています。営地周辺の西涼軍部隊が敗れた時は、営地に戻って回復しますが、営地の予備兵は消耗したら回復しません。そのため、膠着状態に入るのではないかという心配もいりません。

そして、その営地を破壊すると、営地の中で回復している部隊はそのまま解散し、周囲の部隊には「背水の陣」というバフ効果が追加されます。「背水の陣」を持つ部隊は士気が70に固定され、視野が2マス拡大し、行軍は士気を消耗しなくなります。

敵陣に誘導するのであれば、この状態の西涼軍部隊がベストだと私は思います。

最後はPVEの目玉、ダンジョン「虎牢関」に関する紹介ですが、内容が多いので、来期で詳しく紹介していきたいと思います。今回は簡単に注目情報のみを紹介します。

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まず、挑戦できる期間については、「外関城」を占領してから、天命覇業「虎牢奮闘」のカウントダウンが終わるまで、いつでも挑戦できます。

その間であれば、何度でも挑戦できますが、クリアできるのは一度だけです。報酬もその一回によって決まりますので、何とか勝てるような状態でも、ベストな状態でない限り、やり直しをするのがおすすめです。

そして、挑戦するには「外関城」を占領後、画像のように「宣戦」をする必要があります。

同時に挑戦できる同盟は二つだけなので、最大参加人数は2同盟合わせて400人です。

攻略の安定性や報酬の最大化から考えても、二同盟共闘がお勧めです。

目玉情報は以上です。次は比較的軽めの、新しく実装される武将や戦法などを紹介しましょう。

 

5、新武将、戦法、アイテム紹介

まずは、知力タイプのサポート役武将、王元姫です。

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魏陣営の槍兵適性S武将なので、編制には困らないと思います。

固有戦法は指揮戦法で、アタッカー武将に追加攻撃をさせる効果があるので、通常攻撃をメインとする編制に組み込むのがよいでしょう。

例えば画像にも載せた張遼をメインとする編制など。

しかし注意すべきなのは、追加攻撃の対象は王元姫が決めるので、例え張遼に追加攻撃をさせても、ターゲットは必ず敵主将になるとは限りません。

 

次は新しいSP武将、全面的に強化されたSP朱儁です。

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群雄陣営の弓兵適性Sの武将です。高いステータスを持ち、敵全員を逃亡状態にして、その中の二名を制圧できる固有戦法を持つため、アタッカーとしてもサポーターとしても活かせます。

注意すべきは、固有戦法が指揮戦法なので、浄化の効果を受けませんが、準備段階で発動してしまうため、制圧する対象は準備段階で決まってしまいます。その後、対象に選ばれた武将が敗退しても、制圧対象は残りの二人になりません。

また、制圧効果は1ターン持続で、一回の戦闘で最大三回触発できる弱体状態なので、沮授の固有戦法で持続時間を一ターン延長することができます。

次は新しい戦法の紹介です。

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今期新しく追加されたのは、王元姫とSP朱儁の継承戦法「速乗其利」と、新しい事件戦法の陣法「形一陣」です。

まずは「速乗其利」です。

突撃戦法「速乗其利」は統率低下効果が無く、ダメージが追加された「射石飲羽」です。特に統率低下効果が必要ではないアタッカー武将(例えば張遼)に最適だと思います。

そして、陣法「形一陣」は戦闘初期、友軍二人のダメージと被ダメージを軽減して、後期にダメージと被ダメージを強化する陣法なので、持久戦特化部隊に適しています。

相手側がダメージを最大化する前期の被ダメージを軽減するため、後半に持ち込みやすくなる上、後半徐々に与ダメージが強化され、敵の兵力を確実に削れます。

また、自分の最も高い属性データを60ポイント強化できるので、一部の「ある属性が一番高い武将を対象」に発動する戦法も自身に引き寄せられます。

例えば、「奇計良謀」の対象をサポーター武将に引き寄せ、アタッカーを守るとかも可能です。

最後は新しく導入された宝物「登用令」です。

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シーズン商店において勲功か金銖で買える一部の武将の専属宝物で、一部属性を強化する効果も持っていますが、最も注目すべきなのは、その武将の陣営を変えることができる効果です。

これらの宝物を用いれば、太史慈を群雄陣営に変えて、群雄の弓兵編制を作ることなど、色々と新しい編制が組めるでしょう。

 

そして、挑戦モードに関する仕様追加です。

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一つは兵種宝物の購入回数追加です。画像のこの辺りに新しい「挑戦モード限定」のようなものが追加されるはずです。この購入は金銖限定で、勲功では買えないので、購入する時は注意してください。

もう一つは全秘策の使用回数+1回です。一回しか増やせませんが、肝心な時に使える秘策があるというのはとても心強いはずです。

 

そして最後は放浪軍に関してです。

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基本的にはシーズン3とシナリオ「軍争地利」と同じです。

ですが、今シーズンのの追加仕様に関するルール補足はあります。

まずは洪水や燃焼などの土地からダメージを受ける時、ダメージは半減します。これはメリットです。

次はデメリットです。放浪軍はダンジョン「虎牢関」に挑戦することができません。なので、虎牢関攻略前に放浪軍になったら、本当にダンジョンの攻略報酬とは無縁になるので、これだけは注意してください。

 

しかし、変わらず洛陽攻略はできるので、呂布の撃破、または撤退した後に洛陽を取ることは可能です。