【振り返り】同盟学院第八回~PKシーズン「赤壁の戦い」特別授業~
PKシーズン「赤壁の戦い」では、新しい地形だけでなく、新しいコンテンツもあります。
新しい戦場に向けて、どんな準備をしておくべきでしょうか?
今回PKシーズン「赤壁の戦い」について紹介してくださる講師は、またしても皆さんおなじみのコウさんです!
一、 陣営と地図紹介
今回の陣営分けも「天下争奪」みたいに、南の「孫劉陣営」と北の「曹魏陣営」との対抗です。
所属勢力はシステムにより決められ、自分では選べませんが、通常モードの場合、同じサーバーのプレイヤーは必ず同じ勢力に入れられるため、同盟がバラバラになる心配はありません。
サーバー統合と陣営分けはシーズン切り替え前に公開されます。
今回は地図の変動が大きくなったため、同盟の出生州選びを含む、サーバー間の事前交流がとても重要です。
陣営分けが公開されたら、急いで同じ勢力の味方と話し合い、戦略を立て、戦略に合わせて出生州を決めた方が良いでしょう。
では、それを説明するため、次は大きく変わった地図を見てみましょう。
先ず「赤壁の戦い」の資源州は三つになりました。
資源州につきましては、来季の三つの資源州はそれぞれ南北の出生州一つと繋がれていて、資源州はお互い水路で繋がれています。
(例えば、江淮は陸上からだと、北の淮陽と南の呉からしか入れません。)
そして、覇業値の高い烏林と赤壁は江夏にあり、江夏から水路で他の資源州戦場へ支援することも出来ますので、特別な戦略上の必要がない限り、戦力の高い主力同盟を南陽/湘東スタートさせることは必須でしょう。
「赤壁の戦い」では、水路が導入されたことで、行軍や戦争支援に変数が加わりました。如何に相手陣営より早く、より多くの港を制圧出来るかが重要ですので、出生州選びの際は、その後どの関から資源州に入り、どのルートでどの港を取りに行くかなどを踏まえて考えた方がいいでしょう。
では次に、先ほど出てきた「水上戦」について話しましょう。
二、 水上戦
水上戦は大まかに水路環境と艦船の二部分に分けて紹介します。
先ず、水路は各地に点在する渡し場や港で入る必要があります。埠頭から水路に入ることはできません。
次は、水上行軍のために必要とされる艦船ですが、こちらも全部同じではなく、造船所のレベルアップに連れて、作れる艦船が増えます。
個人で使える艦船「蒙衝」、「闘艦」、「楼船」の他に、同盟で任命された大都督が使える「旗艦」を含めて、全部で四種類あります。
先ずは水路環境です。
水路に入るための渡し場や港の他に、水上でも停泊地や城、島に上がるための水軍営地もあります。
先ほども言ったように、水路に入るためには渡し場と港を使う必要があるので、行軍中には挟み撃ちされないよう、付近の渡し場や港の所属状態に気を付けた方が良いでしょう。
また水路を用いる長距離行軍は士気の影響が大きいため、士気が低い時敵と遭遇したら危ないので、途中で停泊地などを見つけたら、体勢を整えましょう。
水軍営地付近の陸上マスを利用して軍事建築を建てることも可能です。
環境については以上になります。
では、次に艦船について紹介します。
先ず、艦船を作るには君主殿をレベル8にして、造船所を建築する必要があります。
造船所を建てると、「蒙衝」、「闘艦」、「楼船」が全部作れます。
造船所のレベルを上げると、艦船特性が少しずつ解禁され、部隊の水兵適性が上がります。
初期で水路を行軍手段として使う同盟は造船所をレベル1にして、優先的に他の建築を建てることをお勧めします。
敵の行軍妨害担当の同盟は先に造船所を上げることがお勧めです。
では、続いて各種艦船の特徴を紹介しましょう。
最初は敵陣突撃に適する艦船:「蒙衝」。
特徴を一言で言うと、素早いことです。
艦船効果は行軍速度、戦闘速度と猛進コマンドの三つが全部速さをテーマとした仕様です。
画像にも載せたように、後で紹介する新しい秘策とした合わせて、三勢呂布や張遼をメインとした短時間で大ダメージを与えられる編制を「蒙衝」に載せて、敵陣に突撃させる戦術が最適です。
次は正面対決に適する艦船:「闘艦」。
特徴は頑丈ですかね。
一撃離脱の「蒙衝」と違い、「闘艦」は戦闘が長引くように作られたようです。なので、持続戦向きの編制と相性が良いです。
そして、水上攻城と防衛線構築に適する艦船:「楼船」。
一番注目されるのは水上で駐屯出来る特性です。
陸上の防衛戦を延長出来るし、レベルマックスの造船所と合わせたら、部隊本来の兵種適性の上で水兵適性Sの効果も加えたら、陸上部隊防衛部隊よりも強くなります。
最後は、大都督のみ操作可能な艦船:「旗艦」。
先ず、大都督について説明しましょうか。
大都督は太守に似た、官吏に属さない職位です。なので他の官職と兼任出来ますが、太守とは兼任できません。
また、大都督は同盟一つにつき一人しか任命できません。
そして旗艦は撤退出来ないというデメリットはあるものの行軍中に士気が低下しない、周囲の味方の士気回復速度を倍にする効果を持っています。
また、旗艦には自身の守備軍を持つ移動可能なNPC城みたいなものですが、部隊を派遣出来ません。でも天命覇業がある程度達成されたら、駐屯出来る移動要塞となります。
「赤壁の戦い」と言えば「水と火」。水の方は紹介しましたので、次は「火攻」を紹介したいと思います。
三、 火攻
火攻は水上戦と違い、仕様設定はさほど多くないので、基本的に火計の効果と火の蔓延の二部分に分けて紹介します。
新しく追加された風向きシステムは独立した仕様ではなく、火攻の一環です。
先ずは火計の発動と効果から初めます。
火計と消火コマンドは隣接したマスに対してのみ使用可能で、使用には政策書を2冊使う必要があります。
兵器、藤甲兵、象兵部隊及び太守の集団軍は火計と消火コマンドを使えません。
火がついたマス上にある建築や部隊は火の勢い(烈火→炎火→緩火)によって、継続的に3レベルの燃焼ダメージを受けます。
また、火は風向きの影響を受けて蔓延することが出来ます。
では続き、風向きと蔓延について紹介します。
画像のように、郡毎に風向きが設定されてあり、6時間毎にランダムで変わります。
風のある時に火をつけると、確率で蔓延します。蔓延の方向は風向きに影響され、蔓延の速度(頻度)は風力の影響を受けます。
また、蔓延の度に、火の勢いは一レベル下がります。
でも、蔓延先のマスが木材や糧食の場合は、火の勢いは最大レベルの烈火に戻ります。なので私が思うに、火計は敵の布陣の他に、地形や風向きをも考慮すべく、戦術考案が試される新コンテンツになるでしょう。
最後は参考のため、火計の使い方について簡単な例を挙げます。
画像のように、防衛線崩し、行軍妨害から戦略的なカウンターなど、他にも色んな使い方が皆さんの開発を待っていると思います。
火計については、以上で全部ですが、実際は水上戦よりもよく使われるかもしれません。
特に風向きについては、私も最初は逆にと思って、結果的には自分の陣営が燃やされたことがあるので、気を付けた方がいいと思います!
では続いて、水上戦と火攻に関する新秘策について紹介します。
四、 新秘策追加
まずは水上戦の紹介で触れた「蒙衝」専用秘策ー「焚舟炬敵」。
一言でいうと、「蒙衝」を燃やして敵陣に突撃させる捨て身の秘策ですね。
効果として二つあります。
一つは戦闘に入ってから最初のターンに、30%の確率で相手を混乱させる効果で、
もう一つは敗れた時に、そのマスにいる全ての部隊にダメージを与える効果です。
敗れることを前提とする、戦闘が発生されたマスにいる敵部隊が多ければ多いほど効果が増す、敵の水上防衛線を崩すに最適な秘策ですね。
次は火計、火の蔓延方向(風向き)を強制的に変える秘策ー「風威燎原」。
効果はシンプルに風向きの調整と一定時間の固定です。
一度発動成功したら、効果発動の間、その場所の風向きは他同盟の秘策の影響を受けなくなりますので、しつこいようですが、風向きを決める時は、くれぐれも火の蔓延方向に気を付けてください。
最後は、火計の使い方で話した、敵の遷城妨害と連携できる秘策ー「抜城砕堅」。
この秘策は同盟が捕虜したプレイヤーを強制的に「重整旗鼓」させることが出来ます。(効果を喰らうと、強制的に元居る場所から飛ばされて、軍の砦に変えられます。)
対象プレイヤーが発動した後12時間の間、ずっと捕虜状態にいることが条件なので、通常は地形を利用された持久戦の状況打破のため、防衛拠点となるプレイヤーの城を排除に使われます。
また、効果発動の間、対象プレイヤーが救出されたら、秘策は発動失敗となるので、効果発動中は捕虜の防衛に徹した方がいいと思います。
今季追加される秘策はこの三つだけです。
では続いて、上記の新コンテンツが追加されたことで、ついでに放浪軍に関する調整を説明します。
五、 放浪軍仕様調整
放浪軍仕様は基本的に「天下争奪」と変わりません。
放浪軍にとって、渡し場は埠頭と似て、占領しなくても通過可能です。
火計の方に関しては、放浪軍は火計を使えませんが、消火は出来ます。また、放浪軍は燃焼、もしくは灰燼状態(燃え尽きた)にある資源地を掠奪出来ません。
今シーズンも同じく、放浪軍単体では第三陣営までにはならないので、やはり両陣営のサポートか、特殊部隊として使うことがお勧めです。
新仕様の紹介はこれで一段落で、続いて新武将を紹介します。
六、 新武将紹介
先ずは大人気のSP諸葛亮からとしましょう。
パラメーター的は、本来の諸葛亮と同じく、安定とした兵種適性三種類Sランクと、知力成長が+3.00があります。
固有戦法としては、一定確率で味方の固有アクティブ戦法の発動率を100%アップさせる、準備時間がいる固有アクティブ戦法の準備時間を1ターン短縮できる固有指揮戦法を有しています。
この戦法の実装により、本来固有アクティブ戦法に準備時間があるため、使いにくかった武将も強化され、編制も多種多様になるでしょう。
次は継続的にダメージを与えられる、アタッカーとして特化されたSP周瑜です。
パラメーターだけ見て、SP諸葛亮と比べて、さほど強くないように見えますが、固有戦法に「ターンごとに敵全体の計略被ダメージアップ」の存在で、実際は予想より高くダメージを与えられます。
「赤壁の戦い」では士気回復が難しく、士気が万全ではない状況で戦闘に入ることが多くて、8ターンまで持ち堪えるのも難しくなく、水上戦のパートで話した「闘艦」との相性もよい方ですね。
また、呉陣営所属で、持久戦向きのため、編制のパターンも多く、本来主力の編制を変えなくても、比較的に強い第二部隊を作れます。
一言で言うと、SP周瑜は編制のパターンが多いアタッカーで、シナリオ「赤壁の戦い」と相性がよく、シナリオ補正を強く受けた武将です。
今季の新武将追加は二つしかないので、紹介は以上で、続いて新しく追加された事件戦法を一緒に見てみましょう。
七、 新事件戦法
新しく追加された事件戦法は四つあります。効果を全部画像に載せてあるが、その全部が使われる場合が少ないので、よく使われる「草船借箭」と「武鋒陣」だけを紹介します。
先ず、「草船借箭」は回復系戦法の中でトップクラスで、高い発動確率、弱体化消去効果と全体(2から3人)に兵力回復バフを与える戦法です。
その回復量も知力ではなく統率の影響を受ける(回復上限は受けたダメージ量に影響される)ので、アタッカー武将の戦法枠を使わない、タンク武将につけて最大効果を発揮できる戦法です!
また、戦法自体に使用制限はないので、ほぼタンク武将が編入された全ての編制に組み込めます。
そして、「武鋒陣」は新しく追加された陣法戦法です。主将に戦法の挑発とダメージ軽減効果を与え、兵種適性の低い副将に回復、兵種適性の高い方の副将の与えダメージ向上効果を与えることができます。
兵種適性が異なる三人編制という少し厳しい発動条件があるが、ここでの兵種適性はパラメーター上の記述が異なれば発動可能なので、「仙人」属性を持つ左慈、于吉や華佗と相性抜群ですね。
※仙人は基本的に全兵種適性がCで、データ補正が70%ですが、仙人の特性で戦闘に入ると全データが30%アップして、結果的に兵種適性がCのままですが、実際的なデータ補正は、兵種適性Aの100%と同じです。
なので、編制推奨は兵種適性BかAのタンク、制御効果を持つ武将を主将にして、副将を実力を発揮出来る兵種適性Sのアタッカー武将と仙人武将を副将にするのがお勧めです。
では続いて地図に関する解説、資源州配置と戦略のアドバイスに入りますね。
八、 資源州配置と戦略
今回の地図配置で最も重要なことは、この二点と思います。
一つは、各資源州は二つの出生州(南北陣営それぞれ一つ)としか繋がれていません。そのため、戦争は大体三つの戦場に分けられてしまい、他の戦場への支援は出来るが、時間や士気の消耗が激しくなるでしょう。
もう一つは以前と違い、資源州の間を繋ぐ関はなく、資源州の間を行き来するには、水路を使われないといけません。
これだけ見ても分かると思いますが、中央にある資源州ー江夏や、それと繋がる出生州ー南陽と湘東はとても重要ですね。
今季の覇業値争奪の中心となる烏林と赤壁が江夏にあり、他の資源州戦場を支援するにも、江夏から水路で行くのが一番早く、消耗が少ないでしょう。
なので、田忌競馬みたいな、特別な戦略考案がなければ、主力同盟を南陽と湘東に置くことをお勧めします。
では早速、その江夏の地図を一緒に見てみましょう。
先ほど言ったように、江夏から他の資源州を渡るにも、覇業値のために烏林と赤壁を取ろうとしても、水路と港の確保が必要ですね。
画像に赤と青の「○」が付いているのが江夏にある六つの港です。
両陣営が江夏に入ってきた方向や、優先的取る港、その港に巡る戦争が両陣営に対する意味などを基に、この六つの港を3種類に分けました。
進攻港は資源州に入ってから最も近い港で、一般的には向こう岸へ進攻する先陣となる港です。
防衛港は資源州に入るための関と最も離れた港で、通常相手の進攻港との距離が近いので、防衛戦がメインですね。
争奪港は文字通り、覇業値が高いため、常に奪い合いの状態にある港ですね。
港の種類が分かれば、やるべきことは自然に浮かんで来ます。
資源州に入ってから、いち早く進攻港を取り、水路における優位性を確保することが大事ですが、防衛港も見落としてはいけません。でなければ、挟み撃ちされたら、体勢を整え直すにはかなりの時間と資源が消耗されるでしょう。
両方の戦況が安定したら、いよいよ烏林と赤壁の争奪戦に入ります。
他の資源州の戦況が危うくなったら、敵陣の動きを見て、安全を確保しつつ、水路で支援しに行きましょう。
では続いて、両側の資源州を見てみましょう。
先ずは巴東からです。巴東は江夏のような対称的な地形ではなく、配置された同盟も通常主力同盟ではないため、こちらでの戦争は焦り禁物と私は思います。
こちらは港こそ少ないが、渡し場が沢山あるので、相手の川渡りを警戒しつつ、こちら側のNPC城を取り、江夏の戦況と合わせて、支援が来たら進攻に切り替える戦略が一般的ですね。
また、逆に江夏へ支援する場合は、曹魏陣営から巫県港への距離が短いため、曹魏陣営の方が有利ですが、このアンバランスは江淮で釣り合いが取れます。
最後はその江淮についてです。
先ず、港と渡し場は巴東と同じく、港が4つで、渡し場が沢山です。
細長い不規則な地形に見えるが、関から港への距離から見ると、巴東と比べて比較的にバランスが取れていますね。
戦略的には基本的に巴東と同じく、江夏優先ですがお勧めです。
また、江淮の地形を全体的から見ると、呉から臨城港への距離が短いので、江淮から江夏への支援は孫劉陣営の方が有利です。
「赤壁の戦い」は水路と火攻など環境影響が導入されて、戦場の変数は多くなりましたため、使える戦術が大幅に増えたが、各州への渡り方が制限された分、戦略考案は逆に簡単になったのが個人的な見解ですね。
いよいよ最後の「その他の調整」になりましたね。先ずはPKシーズン「群雄割拠」で好評の兵種宝物の調整です。
九、 兵種宝物の調整
「赤壁の戦い」にも兵種宝物が実装されるようになったが、今回は兵種適性をSまでではなく、1レベルだけ上げる代わりに、交換出来るものには陣営制限がなく、皆さんは自由に自分の武将編制に合う宝物を選び、交換出来ます。
※兵種適性を上げる効果は仙人には無効です。
また、シーズン中に一度しか交換出来ないので、交換する前には熟考した方が良いでしょう。
十、 シーズン報酬決算と覇業報酬
次はシーズン決算についてですが、こちらも「天下争奪」と似て、決算はシーズン中とシーズン末の二回に分けられていて、今回のシーズン中決算のタイミングは天命覇業「万騎臨江」の達成になるので、「天下争奪」の頃と間違わないようにしてください。
最後は、「赤壁の戦い」の覇業報酬は二つのガチャから一つを選んで引くことに変わります。
少し気の長い話しになるので、詳細は「赤壁の戦い」が解放されたら、覇業報酬をチェックしてください。